新漬けづくりスタート!

今年の「新漬けづくり」が始まりました!

収獲したオリーブはサイズや傷の有無などによって選り分ける
「選果」の作業にかけられます。
1粒ずつ手作業で。
毛布を敷いた選果台の上で
コロコロ転がして、
スタッフの目で確認していきます。

同じ「アザパ種」でも
実によってこんなに大きさが違うんです!
大きい粒は「厳選大粒」として新漬けに。
小さな粒は、ペーストにしたり加工用として使用します。

やっぱり大きな実は食べ応えが抜群です!
黙々と作業を進める
農園スタッフ井上曰く、
「今年は実の数が多いから
1粒が小さくなってしまうかと心配したけど
例年通り大きな粒が多くて安心したわ」
と笑顔で話します。

選り分けられた新漬け用果実は、
農園スタッフの手から
製造スタッフに渡ります。

さあ!今年も始まりました「新漬け」の漬け込み作業!!

新漬けとは
わずか数週間しか収穫できない、
緑の若い果実を塩水で漬けた
「オリーブの浅漬け」です。

漬け込みを始めると約1週間かけて
こまめに塩水を取り換え
付きっきりの作業が始まります。

新漬けづくりを担当するのは
新漬けづくり3年目のスタッフ畑井。

「やっぱり井上誠耕園の新漬けはおいしいな!
って思ってもらえるように
代々受け継いできたうちの味を守っていきたい」
と話します。

「うちの母親がいつも
新漬けの混ぜご飯を作ってくれるんよ。
それがうまいんよ!」
そんな話をしながら、
200kg近くある漬け込み用の樽を
次々と並べていきます。

「美味しくなれ、美味しくなれ」
そんな想いで実を傷つけないように
手早く、丁寧に進められる漬け込み作業。

今年はじめの新漬けが食べられるのは一週間後です。

5年前に新漬けを初めて食べて以来、
その美味しさと、旬の味覚を味わえる嬉しさから
新漬けが大好きになった私は、
「新漬けご飯にしようかな」
「新漬けのタルタルソースを作ろうかな」
「新漬けの天ぷらも食べたいな」
と妄想が止まりません…!

皆様にも早くお届けしたい「新漬けオリーブ」ですが
じつは小豆島では“新漬けの解禁日”が定められています!

今年も発送開始は10月10日からを予定しております(^^)
新漬けは秋の訪れを知られてくれる
「秋の味覚」です!
ぜひ今年も楽しみにお待ちください♪

<スタッフ・箭木>