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青森から産地直送!2つの早生りんご

秋を先取りする2つの早生品種が
今まさに旬をむかえました!

井上誠耕園のジャム「りんごとシナモン」をつくる中で、美味しいりんご原料を探し求めてたどり着いた青森の地。そこで出会った2軒のりんご農家さんから、今回特別に青果として上質な早生品種「きおう」と「つがる」を各100箱限定で分けていただきました。数あるりんごの中でも最も早く食べごろを迎える「早生品種」は爽やかで、初秋にぴったりな美味しさです。 今しか味わえない旬の美味しさを、新鮮なままお楽しみいただけます。
「王林」と「はつあき」を交配育成した品種で、その姿から「黄色い王様」すなわち『きおう』と名付けられました。「きおう」を育てる桜庭農園の中でも最も早くに旬を迎える品種です。「黄色い王様」という名前の通り、大きくて立派なりんごは味もピカイチです。果肉は固め、噛むたびシャキシャキと歯触りよく、甘みと酸味のバランスがとれた美味しさです。
色付くにつれて、まるで青りんごのような爽やかな美味しさから、酸味控えめで甘く香り豊かな美味しさへの変化が楽しめます。果実は食べごろを選りすぐって収獲する「すぐりもぎ」をした果実をお届けしますが、まだ青い実と黄色く収獲に適した実とのばらつきが出やすい品種でもあるため、果実が届いたら箱を開けて、ぜひ黄色く色付いた甘い果実からお楽しみください。
今回「きおう」を分けて頂いたのは、名峰岩木山を望む青森県津軽地方の中央部に位置する板柳町で、家族経営でりんごを育てる「桜庭農園」三代目園主の櫻庭さん。全22種のりんごを育て、冬の寒さ厳しい青森の地で一年を通して休む間もなく果実と向き合い、独自の栽培技術で美味しいりんごを育てています。
父である2代目園主から受けついだオリジナルの有機肥料を畑に施し、高度な栽培技術が必要とされる「わい化栽培」で育てられたりんごは、豊かな味と香りを持っています。
一般的になじみ深い品種の「つがる」は9月上旬から旬を迎える早生品種の代表格です。実は柔らかく甘みが強いのが特徴です。足が早い品種であるが故、市場に出回るころには柔らかい食感になることが多い「つがる」。今回、「つがる」を分けていただく秋元さんのもとで収獲された果実は翌日には発送し、採れたて鮮度抜群のりんごを産地直送でお届けします。さらに、お届けする「つがる」は「葉とらず栽培」といって、色ムラを防ぐために取り除く果実周りの葉をそのまま残して栽培しています。そうすることで、葉が光合成して糖度の高い果実が実ります。りんごが作り出す養分を十分に蓄えたつがるは格別の美味しさです。
採れたての「つがる」を美味しく味わえるのは今だけです!ぜひ一度ご賞味ください。
今回「つがる」を分けて頂いたのは、青森県弘前市の市街地から少し離れた「狼森(おいのもり)」の地でりんごを育てる農園秋元の三代目園主秋元さんです。かつて狼が住んでいたと言われる「狼森」の畑の一部は、山側の急な斜面にあり、畑に行くのも作業するのも一苦労です。初代のころから大切に受けつがれてきた畑は日当たりが良く、秋元さんは「この畑のりんごが一番おいしい」と語ります。自園で採れた花粉を用いた「人工授粉」で確実に受粉させることで上質な果実が実ります。受粉させる品種により形や大きさに違いが出るりんご栽培。「美味しいりんごを育てたい」と研究熱心な秋元さんの栽培技術が光る、今季初収穫の「つがる」をお楽しみください。
※1 玉まわし:色ムラが出ないよう樹上の果実を回し、均等に日光をあてる作業
※2 すぐりもぎ:食べごろの果実を選りすぐって収穫すること


日本各地にはまだまだ知られていないその地域だからこそ出来たすばらしい農作物がたくさんあります。また、一年かけて育てた農作物の中には市場に出すことがない果実もたくさんあります。私たちは、各地の農家さんと協力し合い、日本の農作物の魅力再発見に繋げたいと思っております。
今回は、井上誠耕園のマリアージュジャム「りんごとシナモン」をつくる中で出会った青森の農家仲間を訪ね、一年のうちでもわずかな期間しか味わえない、農家が美味しいと思うプレミアムな青果をご案内させていただきます。
限定数限り、少量のご案内となりますが、ぜひ農家の目利きでご用意させていただく果実をお楽しみください。

名峰岩木山の恵みを
受けて育つ青森のりんご

りんご農園がある青森県には、「津軽富士」とも呼ばれる岩木山の火山灰によるミネラル豊富な土壌が広がっています。支流から運ばれる栄養と、太陽の陽射しをたっぷりと浴び、厳しい冬を耐え抜くことで甘いりんごが育ちます。りんごの生育にとって非常に重要なのは気候であり、冷涼な地域の青森県は夏と秋に寒暖差があるため、実の引き締まった甘いりんごができあがります。