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ジャパン・グッドファーム・ネットワーク



今から84年前、家の裏のどんぐり林を家族で開墾するところから始まった当園ですが、創業から親子四代に渡って畑を受け継ぎ、オリーブと柑橘を守り育てることができています。十数年前には、小豆島に恩返しがしたいと、島の産物を歴史や風土とともに紹介する「小豆島せとうち感謝館」事業をはじめることもできました。これもひとえにお客様の支えのおかげであり、改めて心より感謝申し上げます。
一歩一歩、感謝の気持ち、恩返しの気持ちで歩んできた道が、お客様にもご支援いただいたおかげで少しずつ拓けていき、この度「新しい取り組み」をスタートさせました。
四代にわたって守り、受け継いできた井上誠耕園のオリーブ畑。瀬戸内ならではの温暖な気候に恵まれて、太陽の光をたっぷり受けた上質な果実が実ります。
「小豆島に恩返しがしたい」という想いで始めた「小豆島せとうち感謝館」。島の特産品を中心に、瀬戸内で生まれた自慢の商品をご紹介しています。
農業は年に一度の収穫を目指して大自然を敬い、時には自然の非情さに打ちひしがれ悩みながらも繰り返していく仕事です。 見事な産物を作ろうと努力する一方で、収穫してみると自然の厳しさの名残がある農作物や、作物の成長途上で収穫破棄する農作物など、市場には出ることがない作物もたくさんあります。 最近では日本全国を渡り歩くうちに、日本各地で同じような悩みを持ちながら、その土地ならではの気候風土と必死に向き合い、古くから受け継がれてきた大地で良い農産物を作ろうと懸命に励む仲間たちに出会いました。
そこでこの度、私が農家さんとの出会いを通して巡り合った作物と、私たちが今まで培ってきた加工技術を合わせ、農作物が持つ価値を最大限に活かすべく製品作りを目指し、井上誠耕園でご紹介していきたいと思っております。
この取り組みを「ジャパン・グッドファーム・ネットワーク」と名付けました。
私はこれから、同じ想いを持つ全国の農家仲間と連携しあい農業の素晴らしさと併せて地方の素晴らしさの再発見をして行きたいと思います。
井上誠耕園のジャパン・グッドファーム・ネットワーク事業をどうぞ宜しくお願い致します。
井上誠耕園 三代目園主 井上智博