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そんな仲良し家族のような河内晩柑が育つのは愛媛県のいちばん南西、海に突き出した愛南町。みかん王国の愛媛ですが、河内晩柑の生産数はこの愛南町が圧倒的です。「ここは土地がゆるやかで、年間通して温暖、ぬくいところ。そして雨が多いのが河内晩柑にいいんです」と、この地区の農家をまとめ、共同選果場の長を務める河野さん。隣の町と比較しても、気候的に向いている品種は異なるそうで、柑橘の個性の多様さを実感します。「2月から収穫をはじめて、遅いものだとお盆過ぎまで、木の上に1年以上いる実があって。そのうちに今年の実が大きくなってくる。長期間なので、そこまで持たせるためにいろいろ工夫をするわけです」 そのひとつが肥料。なんと、名物のカツオを使って「煮粕」を作っており、手に取るとまるで鰹節の香り。木に優しく、ゆっくり効くとのことで「木が元気じゃないと。いい餌やっとかんと」と河野さん。働き者の木への、美味しいごはんです。
海から高台へ伸びあがっていくような畑を見上げると、つややかな光の粒が一面に散っているよう。「祖父の代から60年ですね。やっぱり先祖の農地は守りたくてねぇ。広げてきたんです」 家族のような柑橘だなぁと思っていたら、そこにはもちろん、栽培する家族の大きくて長い物語もあるのでした。あたたかく、おだやかな海の風景に抱かれながら、世代をつないで黄金の柑橘畑が続いています。