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「油は控えめにしたほうが健康的」
そんな話が、最近変わってきています。ギリシャをはじめ、オリーブオイルをたくさん取っている地中海の国々は、実は健康長寿。「地中海式」といわれるオリーブオイルたっぷりの食事法で、血清コレステロール値の低さや、心臓病による死亡率の低さが、研究によって明らかになっています。
比較して、日本のオリーブオイル摂取量はごくわずかで、特に65歳代以上の日本人は栄養不足に陥りがち。効率の良い栄養摂取にオリーブオイルが役立ちます。

※アンセル・キース博士(アメリカ)の「7か国研究」より
日本の65歳以上の食生活を見ると、不足しがちなのはタンパク質と脂質。年齢を重ねて胃腸機能が弱まると同時に、食べ控えや糖質に偏った食生活になりやすいためです。
糖質をやや抑えて、その分脂質を増やすと理想的なバランスに。油は糖質の2倍以上のエネルギーになるため、少量でも栄養を効率的に取ることができます。そして、脂質の中でも酸化に強く、ポリフェノールを含むオリーブオイルはぜひ積極的に取りたい食材です。
朝食を食べない方も多い中、提言したいのが朝にオリーブオイルを取るということ。日中のエネルギーを得られるのはもちろん、最初に油を摂ると、疲れた体を早く回復させることもできるため。ヨーグルトやスムージーなどにかけるだけで、10分で食べられる健康朝食の出来上がりです。