おいしく健康「オリーブ通信」(神無月)/2016年10月:第4号-身体をうるおす「秋の食養生」で健やかな身体へ

井上誠耕園スタッフ:商品開発担当・井上 美紀子

井上誠耕園スタッフ:商品開発担当・井上 美紀子

健康が特に気になる方に

今注目のにんにく健康成分「アホエン」に注目してエキストラヴァージンオリーブオイルで作った、井上誠耕園オリジナルオイルです。

最近、こんな経験はありませんか?

物忘れが以前より増えた気がする

「アホエン」は、神経の伝達物質・アセチルコリンの働きの鈍化(=物忘れや認知症の原因の一つと言われています)を防ぐ成分として、最近注目を集めています。

おいしく食べて塩分を減らしたい

低温ガーリックならにんにくの豊かな風味が生きているので、おいしさはそのままに塩分を控えめにできます。
※体に与える影響には個人差がございます(※効果を保証するものではありません)。

注目のにんにく成分、「アホエン」とは?

生や高温で揚げたニンニクからはほとんど抽出できず、低温でじっくり煮詰めることで、初めて採れる成分です。

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井上誠耕園の食品工房では、完熟オリーブオイルに青森産にんにくをたっぷり入れて約30分間、オイルの温度が80℃になるまでゆっくりと炊き込んでいます。こうすることで、にんにくの香りと成分(アホエン)を最大限引き出すことが出来るのです。

百合根の豆乳ポタージュ

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肺や気管をうるおし、不安感やイライラも和らげてくれるやさしいスープです

お正月によく使われる百合根は、実は秋の食養生にもってこいの食材。心の熱を静め、高ぶった神経を落ち着かせたり、肺や肌にうるおいを与える作用もあります。この万能食材である百合根をベースに作った、豆乳のポタージュです。

材料(2~3人分)

作り方

  1. 百合根はほぐして水洗いした後、茶色の部分は包丁で取り除く。玉葱はみじん切りにしておく。
  2. 鍋にガーリックオイル(低温抽出)をひいて、玉葱、百合根を炒める。そこに、水をひたひたになるまで入れて固形コンソメを入れ、百合根が柔らかくなるまで煮る。
  3. あら熱がとれたらブレンダー(ミキサーでも可)で撹拌。その後、豆乳を入れて火にかけ、塩・ブラックペッパーで味を調える。

炒めた百合根と玉葱の甘み、豆乳のまろやかさが生きた、胃腸にもやさしいスープです。ガーリックオイル(低温抽出)を使うことで、コクが増したスープに仕上げました。

マメ知識 ~薬膳から見る食材の働き~

【百合根】

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肺や気管をうるおすことから、咳止めや喉の渇きにもおすすめ。精神を落ち着かせ、肌にうるおいを与えてくれるので女性にとってもうれしい食材のひとつ。