台風21号が通過してから、一夜経った今日。
オリーブ畑ではオリーブの木が30本以上倒れており、
農園スタッフたちが慌ただしく園地を走り回っていました。
「オリーブの木がまだ元気なうちに、
今日中に絶対に、全部の木を立て直すぞ!」
「いくで~!持ち上げるで!せ~のっ!!」
と、声を合わせ
6人がかりで一本の木を持ち上げる農園スタッフ。
また、その横では立て直した木に
しっかりとロープを張る
ベテランスタッフ藤原さんの姿がありました。
「9月、10月は台風が多いからな。
もしかしたらまた台風が直撃するかもしれん。
だから、次の台風がきても倒れんようにしっかりロープを結んでおかんとな!」
・・・また一方では、
倒れてしまった木を剪定する
農園スタッフ日岡さんと三木さんの姿が。
実は、倒れてしまった木は根が切れているため、
たくさんの葉や果実を実らせたままでいると
養分が行き渡らなくなってしまいます。
そのため農園スタッフは、
根と果実の絶妙なバランスをみながら
倒れてしまった木々の枝を剪定します!
その後、剪定した木は仲間が待つ選果小屋へと運ばれ
大切にコンテナに収穫。
オリーブと柑橘を育てる農家として、
一粒も無駄にすることなく
加工の役割を果たすために使用します!!
自然の猛威は時として、
私たちに甚大な影響をもたらします。
しかし、それでもしっかり前を向いて木々と向き合い、
今できることを必死に行うスタッフたちの姿は
とてもたくましく見えました。
<担当 濱中>