日中は半袖で作業するほど暑くなる、
スペイン・アンダルシア地方。
そしてこの時期、
ルケ農園では3月から始めた「剪定作業」を引き続き行っています!
ノコギリで剪定をしたり・・・
太い枝の場合はチェンソーを使ったり!!
その時の用途に合わせて、
工具を使いこなしていきます^^!!
園地に約3万本もあるオリーブの木を「剪定」していくのは
本当に大変ですが、真面目なルケ家園地スタッフは
ひたすら作業に取り組みます。
また休閑期の今、ルケ家では「剪定作業」だけではなく、
≪有機土壌の状態≫を良くするための作業も行っています^^!!
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それは・・・【草生栽培】!!
一般的に、草を生やすことは農家にとって嫌がられますが、
有機栽培農家のルケ家にとっては、とっても大切なこと。
草を生やし、畑の表面を草で覆うことにより
“土壌の流出防止”や“土の中の温度調整”などの効果があり、
土壌状態の改善を促してくれるんです^^
また、土壌を改善することにより
有機栽培にとって大切な「昆虫」や「小動物」の住む環境を
提供することにもつながります^^!
そしてルケ家では今の時期、大切な作業がもう一つ。
それは・・・【草を土中にすき込む作業】!
実は、日本とほぼ同じ気候のスペインでは、
今、冬から目覚めたオリーブの木が「成長しよう!成長しよう!」と
動き出す季節でもあります。
そのため、ただ【草生栽培】するだけでは
オリーブの木と、草が土の中の水分や養分を取り合ってしまうため
耕運機で草を刈りながら、
草を土中にすき込む作業を行います。
こうすることで、オリーブは水分や養分を十分吸収でき、
たくさんの果実を実らせる準備を整えることができるんです^^!
そしてこの混ぜ込まれた草は
土の中で<有機肥料>に変わり、より土壌がよくなるんですよ♪
また、、、^^☆☆☆
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◆ルケ農家では今、新しい取り組みも行われています。
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井上誠耕園と提携してオリーブを育てている
有機栽培農家ルケ家では、
今・・・≪草生栽培にマメ科の植物使っていこう!!≫と試みています。
なぜ「マメ科の植物なのか?」というと・・・
この<豆の力>が凄いんです!!
実は「マメ科」の植物は
根っこに土壌を元気にする「根粒菌」が着生しているため
葉から吸収できない栄養分も
根っこから吸収することができるんです^^!
そこに着目したルケ家は、
休閑期の今、出来る限り自然な方法で【有機無農薬のオリーブ栽培】に、
より良い環境を作ってあげようと試行錯誤しながら
カラダにも、土にも、そして環境にもやさしい有機栽培土壌作りに励んでいます^^
スペインと小豆島。
遠く離れていますが、想いは一つ^^
「地元を愛し、オリーブの素晴らしさを伝えたい。」
この思いを胸に、
私たちは今も、これからも
誠実に畑を耕し、地道にそして心を込めて
オリーブを育てていきたいと思います^^。。。
※【今季の緑果オリーブオイルは5月で販売終了です!】
○ 緑果オリーブオイルはこちらから^^
<担当 / 濱中>