3月15日はオリーブの日でした。

小鳥たちのさえずりが聞こえてくる小豆島。
オリーブ畑では春の温かい陽射しが差込み
いよいよ“春本番”を迎えようとしております。
被災地の皆様には
心からお見舞いを申しますとともに
一日も早い復興を、ただただ願うばかりです。
3月15日はオリーブの日でした。
昭和25年3月15日に昭和天皇が
小豆島に「平和と繁栄」の願いを込め
オリーブの種をお手蒔きになられたことを記念し
小豆島では3月15日をオリーブの日と制定しております。
今年は井上誠耕園スタッフ総出で
およそ200本余りのオリーブの木々たちを
植樹しました。
jiiIMG_0716_edited-1.jpg
作業の前に、みかん爺ちゃん(2代目園主)は
『今回、大きな地震がおきて戦後のような
 酷さに本当に心が痛みます。
 私たちが普段、当たり前に生活していることは
 贅沢なことであり、常に「謙虚」と「感謝」の気持ちは 
 忘れてはならない。
 この植樹作業は、ただ植えるだけではなく
 一人一人が思いを込めて植えてください。』
と話してくれました。
minnaIMG_0795.jpg
そして、スタッフたちは
農園スタッフたちの指導・アドバイスを受けながら
オリーブたちを大切に植樹します!!
jii2IMG_0907.jpg
オリーブの木々が倒れないように
支柱を立てる際には
みかん爺ちゃん自ら、お手本。
baketuIMG_0843.jpg
そして植樹されたオリーブたちに
たっぷりと水分を補給させるため
スタッフみんなで力を合わせてバケツリレー。
園地には水を溜める水槽は設置してますが
まだ蛇口がないため
手で水を運ぶしかありません。
全てを終えたスタッフ達は
『大きく育ってほしいな~!』
『良い経験になったわ~^^』
とても満足げ^^
「平和と繁栄」のシンボルのオリーブの木が
この地にしっかりと根をはり
たくましく生きることを
私自身、心から願います。
<担当 濱中>